機能性農業資材の供給事業/食品生産・輸入事業/展示業務・環境調査事業/ダチョウ飼育・販売事業
各種産業廃棄物処理プラントの海外販売事業/中古建機&農機輸出事業/LEDランプの卸販売/図書館船

大海原に知識を乗せて。図書館船プロジェクト出帆。

プロジェクトの背景

 わたしたちは、森林の保全、特に破壊された熱帯林の再生を中心に、途上国の「環境保全」活動を続けてきました。これまで携わった政府ODA、国際機関の開発援助、自分たちで創ったNGO(熱帯林再生研究者連合BIO-REFOR14ヶ国)の仕事を通じて、教育=〔文盲の追放、知識の普及〕が南北問題解決の鍵であり、特に途上国の若者や子供たちへの教育の重要性を強く意識するようになりました。
 しかし国際機関や先進諸国の教育援助は、人口密度の高い地域とくに都市部に向かうことが多いようです。これに比べて地方では21世紀になっても「教育」の援助がおよぶ機会が望めそうもありません。地方、へき地のなかでも教育援助の恩恵がもっとも届きにくいのが「島」なのです。

「図書館船プロジェクト」とは

「図書館船」は、地方・へき地を巡る「図書館バス」の船版です。アジア・太平洋地域、特に東南アジアの「本の文化」が充実していない離島の人々に図書館のサービスを利用してもらうために、島々・沿岸・河川を巡航するそれが、「船の移動図書館」プロジェクトです。
このプロジェクトは、NGO活動として、ボランティアのみなさんによって運営されています。
より大きな成果をつくるために、是非あなたのお力をお貸しください。

なぜ「船」なのでしょうか

 途上国では道路網が発達していません。河川などの「水系」を道路代わりに人も物も移動します。母船である図書館船は島々を巡り、その子船は河川をさかのぼり流域の人々に図書館のサービスを届けます。また、道路の届かない沿岸で暮らす人々に海側から接近して図書館のサービスを届けます。
 船は他の交通手段に比べて、はるかに多くの重い物を一度に運ぶことができます。母船は船内に図書館を抱え込んで各地を巡ります。また船内に印刷機を備え、その地域に必要な印刷物(公衆衛生、農業技術のテキストなど)をその地の言語で作って配ることができます。さらに、船に備え付けた情報機器による衛星を使ったメディアのサービスも行います。

最初の一歩(=先行プロジェクト)

 最初の活動の地として、東南アジア地域の島国の中で、最も多くの島を持ち(17,508島)、近代化へのポテンシャルが高く政情が比較的安定していて、中心メンバーの現地経験が豊富なインドネシア共和国を選びます。その中でこれまでの国際協力活動で現地に馴染みのあるカリマンタン(ボルネオ島)で川船による先行プロジェクトを1997年の冬から就航させます。わたしたちは、カリマンタンのマハカム川(東カリマンタン州)やカプアス川(西カリマンタン州)などをさかのぼり、各地の子供たちや小学校に翻訳した「絵本」を届けます。

「絵本作家養成プロジェクト」

絵本文化が未成熟である東南アジア各国を対象にして、それぞれの国の民話や新作物語を題材とした絵本が生み出されるようにするため、現地の若手画家やデザイナーを絵本作家として養成することを目的としています。
このために毎年1回コンペを開催し、素養のある若者を発掘して奨学金を付与します。また、優れた作品は絵本として印刷製本し、出版の支援を行います。